「あなたがWEBサイトを作る目的は何ですか?」
私たちWEBサイト制作会社がお客様に最初にすべき質問はこれかもしれません。
「かっこよく、見栄えよくリニューアルすること!」
これは目的ではありません。
最初にWEBサイトの目的を決めると、デザインやコンテンツや構成が明確になってきます。
アイランドマーケティングのお客様や私のFacebookの友人の声を元にWEBサイトの目的を調査してみました。
具体的な声を並べてみます。
1. 会社案内のため
自社をちゃんとした会社に見せるため
まずは自分の会社がちゃんとした会社であることを伝えたい。WEBサイトのデザイン、ぱっと見で古臭いサイトに見えると中身まで古臭い会社に見られてしまいます。
例えば、写真が古い、TOPページが整理されていないツギハギ、キラキラしたボタン、スマホ最適化されていない、最新ニュースが3年前、Adobe Flashが使われている、などせっかくのWEBサイトが会社の信頼性を低下させてしまうケースがあります。
今どきのデザイン、わかりやすい構成で信頼性の高い会社に見せる目的です。
自社をかっこよく見せるため
とにかくお洒落にかっこよく、自分が思い描く通りのデザインにしたい。
例えばアパレル、ファッション系などヴィジュアル重視のブランディングをしたい場合など、とことん見た目に拘るケースがあります。弊社のお客様でフォトグラファーのサイトPUNAフォトキッチンは、おいしそうなシズル写真に拘りまくったサイトです。
金融機関の信頼を得るため
金融機関からの信頼に応えたい。
例えば、銀行や政府系金融機関からの融資や助成金・補助金などの申請の際、自社WEBサイトの確認が必須項目になる場合があります。このとききちんと信頼にこたえる会社に見えることが必要です。
名刺がわりのため
名刺だけでは伝えきれない情報をWEBサイトで補完したい。
名刺に掲載できる情報…社名・住所・電話番号・メールアドレス・役職・氏名・主な業務
名刺に掲載しきれない情報…商品、サービス内容の詳細・実績・お客様の声・ブログ・お知らせなど
後者は印刷物と異なりいつでも最新情報をたっぷり伝えることができます。
オフィスや店舗への道案内のため
来社、来店を促したい。迷わずに来てもらいたい。
例えば、地域密着型の実店舗や、遠くからでも相談に行きたい企業や士業の窓口など、わかりやすい地図、テキストでの住所表示、そして来店動機をコンテンツで示すことも可能です。
2. 認知獲得のため
会社・商品・サービスの認知獲得のため
自社のこと、商品・サービスのこと、新規事業のことをまずは知ってもらいたい。
例えば「社長個人のことを知っていてもなんの会社か知らない」なんてこともあります。
身近な人にも潜在的な顧客にも認知を広げる目的であり、ほとんどの会社のWEBサイトが最低限必要とするコンテンツです。
自社の信用力を向上させるため
自社や商品・サービスの信用力を向上させたい。
商品カタログのように仕様、数字を並べるだけではなく、採用実績やお客様の声を掲載することで、インチキ会社じゃありませんよ!れっきとした実在する会社ですよ!って証明することができます。
3. 集客のため
商品・サービスを販売するため
お客様に自社の商品・サービスを見てもらい、販売したい。
見込み客に商品を購入してもらう、ECショップから買い物をしてもらう、契約申し込みボタンを押してもらう、など直接販売することができます。
売上アップのため
自社の売上を拡大させたい。
既存顧客に追加サービスを提案する、新規顧客に無料お試しセットを提供する、無料相談窓口から継続契約を案内する、など売上アップするための施策をコンテンツにすることができます。
未来のお客様と出会うため
まだ見ぬ未来のお客様と出会いたい。
名刺交換のあと社名で検索される、エリア+仕事内容で検索される、解決したい悩みから検索されて出会うなど検索されて出会う他にも、SNSで出会った未来のお客様に自社の情報を伝えることもできます。
ファンを獲得し育てるため
自社に興味のある人を集めて情報を提供したい。
問合せフォームや資料請求から獲得したリードに対し、メールやSNSでコミュニケーションを取りながら、お客様に必要なコンテンツを届けることができます。
店舗に集客するため
うちの商品・サービスを必要な人は店舗に来てもらいたい。
WEBで完結しないビジネスの場合は店舗やオフィスに来てもらうことが必要になります。「店舗(or 事務所)に行けば自分が欲しいものが見つかる、自分の悩みが解決できる、と思ってもらえる情報を伝えることができます。
4. 情報配信のため
お客様に自社の情報を伝えるため
自社のことや商品・サービスの情報を必要な人に伝えたい。
うちの会社はこんな会社です、取扱う商品・サービスはこれです、こういう市場で好評です、お客様から喜びの声が届いています、制作実績はこちらです、などの情報を伝えることができます。
お客様の悩みを解決するため
WEBサイトを通じてお客様の悩みを解決したい。
問題解決系コラムなどを通じて誰かの悩みを解決することができます。
例えば、ECサイトに掲載する写真がうまく撮れない人に対してプロフェッショナルの写真の撮り方を教えて解決する、起業したいけどやり方がわからない人に対して創業者支援の仕組みを紹介して解決する、結婚相談所への入会を悩む人に結婚相談所の選び方を教えて解決する、などのコンテンツで伝えることができます。
既存顧客とのコミュニケーションのため
既存のお客様とコミュニケーションしたい。
お知らせ・ニュース・新商品情報・ブログなどを配信することで既存顧客へ情報提供し、気軽に相談や質問してもらえるよう背中を押すこともできます。
ユーザーサポートのため
ユーザーサポート窓口にしたい。
サポート窓口が電話だけだと、お客様が困ったときに対応が難しい場合があります。
WEBサイトに問合せフォームを設置すれば24時間365日対応の問合せ窓口とすることが可能です。
営業ツールにするため
WEBコンテンツを営業ツールにしたい。
「このページに掲載されているお客様の声、事例は〇〇様のケースとほぼ同じです。」というように、口下手、説明が苦手な営業マンでも、WEBページを見てもらうことでお客様へ上手に説明することができます。メルマガ配信の際にURLを添付することで情報を補完することも可能です。
5. その他
電話以外の問合せ窓口にするため
電話以外の問合せ窓口にしたい。
せっかく自社の商品・サービスに興味を持ってくれたのに、問合せ窓口が電話だけだと受けられない時間帯が出てきてしまいますが、WEBサイトに相談窓口、無料サンプル申し込み窓口、申し込み窓口フォームがあれば、お客様はいつでもコンタクトできます。
資料請求の窓口にするため
資料請求の窓口にしたい。
「カタログはこちらからダウンロードしてください」
「会社案内はこちらからダウンロードしてください」
「商品の使い方、制作実績はこちらからダウンロードしてください」
など、24時間体制で資料をデリバリーすることができます。
特定案件受注のため
特定の案件を条件を満たして受注したい。
企業や公共団体からの案件受注条件として自社WEBサイトがあること、またWEBサイトで評価されることがあります。
営業コストの削減
営業コストの削減をしたい、無駄な商談をしたくない。
顧客側からWEBサイトを見て「自分が欲しいモノがあるか、ないか」を判断できるコンテンツがあれば無駄な商談を除き、ミスマッチを防ぐことができます。
例えば、BtoBの会社のWEBサイトに個人顧客からの問合せは不要ということです。
人材採用のため
最適な人材を採用したい。
自社WEBサイトに人材採用、応募要項、応募フォームなどをWEBコンテンツとして掲載することが可能です。ビズ〇ーチやリク〇ビなど求人サイトに掲載したあとに、転職希望者はオフィシャルWEBサイトに掲載されている人材採用ページを確認することがあります。
このようにWEBサイトの目的を明確にしてWEBサイトを制作すれば、WEBサイトの円滑な運用・改善・課題発見・課題解決に繋がります。
あなたにぴったりのWEBサイト制作会社とは
そして、あなたの目的に見合う制作会社があるはずです。
世の中にはめちゃめちゃたくさんのWEBサイト制作会社があります。
- 綺麗で自由度の高いデザインに特化した会社
- WEBマーケティングが得意な会社
- 両方得意な会社
- 中小規模事業者向けサイトが得意な会社
大企業向けサイトが得意な会社 など
アイランドマーケティングは、小規模事業者向けかつWEBマーケティング初心者向けに開発されたWEBサイト制作サービスを提供しています。
弊社のWEBサイト制作サービスが向いているのは、小規模事業者(従業員1から20名程度)で、なおかつ
- 限られたコストの中で最大限の効果を発揮したい
- ちゃんとした今どきの会社に見えるデザインにしたい
- シンプルで見やすい、伝わりやすいデザインにしたい ←顧客視点
- 悩みを解決したい人に、その悩みを解決できることを伝えたい ←ここ大事
SEOとかWEBマーケティングとか言葉を意識していなくても、誰かの悩みを解決するコンテンツをWEBを通じて提供するなら、それは立派なWEBマーケティングです。
弊社以外、他のWEBサイト制作会社さんをお勧めしたいのは
- 中~大企業さん
- 数百万の予算がある
- 制作から運用まですべて業者におまかせしたい
- とことんデザインに拘って綺麗で思い通りのサイトを作りたい(ファッション業界やビューティ業界からの評価が高いデザイン制作会社を紹介できます)
WEBサイトという新入社員の役割を決めるのは経営者だ
「あなたがWEBサイトを作る目的は何ですか?」
この質問に答えられるのはやはり経営者かそれに近い人かなと思います。
新しく作るWEBサイトは新入社員のようなものです。どういう目的で雇うかを決めるのはやはり社長さんでしょう。
- 営業マンとして
- 受付対応係として
- お客様サポートとして
- 悩みを解決するコンサルタントとして
などの目的・役割があり、これはWEBサイトも同じです。
目的と役割を明確にして制作に着手しましょう。
小規模事業者さんの社長さんはいつも忙しいので、WEB制作に関わる時間を最小に出来るよう、弊社サービスのWEBサイト制作プロセスはかなりシンプルにしています。
WEBサイトの目的に悩んだら問い合わせフォームからお気軽にご相談くださいませ。