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2021.3.09【コラム】WEBサイトを作る工程と家を建てる工程は似ている

ある日、お客様からこんな質問をされました。
「WEBサイトを作るのに、WEBデザイナーはなんとなくわかるけど、WEBディレクターって何やってるの?」

 

以前から思っていたことがあります。
「WEBサイトを作ることと、家を建てることは似ているな」と。
そこで整理して説明できるよう、両者の工程を比較してみることにしました。

 

目次

WEBサイトができるまでの流れ

1, WEBサイトの企画立案
2, 独自ドメイン取得とレンタルサーバーの準備
3, WEBサイトの設計
4, WEBデザイン
5, コーディングとプログラミング
6, 公開/リリース

 

家ができるまでの流れ

1, 新居の企画立案
2, 住所と土地(建設予定地)の準備
3, 家の設計
4, 外装・内装のデザイン
5, 外装工事・内装工事・電装工事の施工
6, 竣工

 

それぞれ工程ごとに見ていきます。

 

企画立案

W1), WEBサイトの企画立案
お客様の要望「WEBサイトを作る目的、どんなサイトにしたいか」を聞きながらWEBディレクターが企画(イメージ・予算・スケジュールなど)を作り、同意を得てからスタートする。

 

家1), 新居の企画立案
お客様の要望「どんな家にしたいか」を聞きながらハウスメーカーの営業担当者が企画(イメージ・予算・工期など)を作り、同意を得てからスタートする。

 

ドメインとサーバーの準備

W2), 独自ドメイン取得とレンタルサーバーの準備
WEBサイトの住所にあたるドメイン、土地にあたるサーバーを決めて、お客様orWEBディレクターが準備する。

 

家2), 住所と土地(建設予定地)の準備
お客様の希望を聞きながら住所と土地を確認して、どこに家を建てるか決める。

 

設計図・構成図

W3), WEBサイトの設計
WEBディレクターがWEBサイトの設計図(構成図)を作ってお客様と同意を得る。

 

家3), 家の設計
設計図を書いてお客様に確認してもらい、このあとの工事に入る準備をする。

 

デザイン

W4), WEBデザイン
WEBディレクターの作った設計図(構成図)を基に、WEBデザイナーがTOPページとそれ以外の下層ページのデザインをする。

 

家4), 外装・内装のデザイン
家の外装・内装をデザインする。

 

コーディング・プログラミング

W5), コーディングとプログラミング
WEBデザイナー or プログラマーがデザインに沿って、HTML/CSS/JavaScriptなどの言語を使ってソースコードを記述し、ボタンが動いたり、コンテンツをグループ分けしたりするためのプログラミングを行う。

 

家5), 外装工事・内装工事・電装工事の施工
外装を作り、内装を作り、同時に照明設備、家電、バスルームやキッチンが使える環境を整える。

 

納品

W6), 公開/リリース
WEBディレクターが完成したサイトを提供して、不具合があれば調整を行い、納品する。

 

家6), 竣工
完成・引き渡し

 

まとめ

WEBディレクターの役割

  • お客様の要望を聞きながらWEBサイトの企画立案する
  • ドメインやサーバーの準備、確認
  • 構成を決め、お客様と同意して制作GOする
  • お客様と公開前サイトの確認をする

 

WEBサイトを作るのも、家を建てるのも、基本的には複数のスペシャリストが関わっていて、それぞれのプロセスで役割があります。

工事の最中に「あ!やっぱり壁の色は青にしたい」とか「キッチンはこっちに移動したい」とか途中で変更があると工期が長くなったり、追加予算がかかったりすることは容易に想像できると思います。

 

お客様とWEBディレクターがしっかりと目的を共有しながら制作を進めることが大事です。


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