あるんですよね、たまにですけど「あれ???うちのサイトがなんかおかしい、表示されずにグルグルしてる、なんかエラーでてる」みたいなこと。
大きな会社ならIT担当にコールして任せればOKです。
でも、小さい会社は気づいたら気づいた人が対処する必要があります。
WEBサイトが表示されなくなった場合の疑うべき要因と対策をメモっておきます。
ざっくり言えば、ドメインとサーバーと悪意の改ざんを疑ってください。
他人事じゃないです、まあまああります。
まずはドメインの有効期限が切れてないか?
目次
1, ドメインの有効期限を確認
ドメインの有効期限が切れちゃうとWEBサイトが表示されなくなります。
有効期限が切れた人は、お名前ドットコム、さくらインターネット、ムームードメイン、エックスサーバーなどドメイン管理会社から有効期限を知らせるメールが届いているはずです。
実際、うちのお客様はドメイン更新の支払い依頼メールをスルーしてて、ドメイン有効期限が切れていました。プロモーションのメールとかに紛れてしまうことが多いみたいです。
支払いが漏れていれば支払いすれば復旧します。
請求、更新アラートのメールが一番わかりやすいかと思いますが、
whois(ドメイン名登録情報検索サービス)やサーバコントロールパネルで確認することも可能です。
ちゃんとドメイン更新の支払いをしていればこの可能性はだいたい消えます。
次はサーバーを疑いましょう。
2, サーバー障害を確認
サーバーになんらかの障害があるとWEBサイトが表示されなくなることがあります。
小さな会社はだいたいレンタルサーバーですから、有名どころで、お名前.comレンタルサーバー、ロリポップ、さくらのレンタルサーバー、エックスサーバーなどがあります。
実際、うちのお客様から「WEBサイトが表示されない!」と連絡があったとき、最初にTwitterで検索してみました。
[さくらサーバー 障害]と検索すると、「今日、朝からサイトがおかしい」「サイトにエラーでるから、サーバー障害かなぁ」などのツイートがありました。
その後、さくらインターネットの公式サイトで確認すると障害のお知らせが出ており、間もなく解消しました。
こういうときは公式サイトよりTwitterの情報が早いです。クラウド系のアプリで、たとえばChatworkとか、Salesforce.comとか、Gmailとか「なんかおかしいな」って感じたらググるよりTwitterを使います。
しかし、サーバーが原因でサイトが表示されないとわかっても自分では何もできません。
借りてきた猫のように大人しく復旧を待つのみです。
ドメインでもサーバーでもなかったら、SSLを疑いましょう。
3, SSLの有効期限を確認
SSLの有効期限が切れちゃうとWEBサイトが表示されなくなります。
こちらは契約しているサーバーのコントロールパネルで確認することができます。
有効期限が切れていることがわかればSSL証明書の更新手続きをして復旧を待ちます。
最後に…悪意の第三者を疑いましょう(泣)
4, WEBサイトの改ざんを確認
改ざんにはいろんな手法があるので、自分で調べるのは困難です。
私たちのような小さな会社はWEBサイトを作ってくれた会社に調査を依頼しましょう。
悪意を持ってサイト改ざんをされると、長年積み上げてきたせっかくのWEBサイトのデータが復旧できずゴミになってしまうこともあります。
WEBサイトを作ったら、自分でしっかりバックアップを取るか、WEBサイト制作会社が定期的にデータのバックアップをしてくれるか確認しておいたほうがGOODです。
制作費が安くても、もしものときに対応してくれない会社だと何かとリスクがあります。
WEBサイト制作会社を選ぶときには「サイト改ざんとか、バックアップとかどうなってますか?」って質問しておきましょう。
5, 最後に
「アプリが動かない!」
「へんな英語がバー―――っと出てる!」
「画面が暗くなって戻らない!」
インターネットとかWEBを使っていると、まあまああります、その手のこと。
とりあえすパソコンを再起動してみましょう。
案外治ることが多いです。
理論で攻めすぎず、悩みすぎて頭を使わず、とりあえず再起動とか、電源抜き差し。(著者は元・外資系PCメーカー勤務)
そして、自社WEBサイトが見れなくなった場合は、落ち着いて上記の確認をしてみてください。
「WEBなんてそんなもん」そんな意識で落ち着いて対処しましょう。
小さな会社のWEB制作会社の選び方はこちらを参照してください。
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WEBサイト制作会社の選び方 - 小さな会社は目的とコスト感に注目しよう